「チャコの海岸物語」(チャコのかいがんものがたり)は、サザンオールスターズの楽曲。自身の14作目のシングルとして、Invitationから7インチレコードで1982年1月21日に発売された。1988年6月25日と1998年2月11日に8cmCDとして、2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。2014年12月17日からはダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている。
前作「栞のテーマ」から4か月ぶりの発売された作品。自身としては、1979年発売の「いとしのエリー」以来のヒットとなった作品でもある。
作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、弦管編曲:八木正生)歌謡曲やグループ・サウンズを意識した楽曲。タイトルの「チャコ」とは、元歌手で発売当時ビクター音楽産業にディレクターとして在籍していた飯田久彦の愛称である。同じく歌詞に登場する「ミーコ」は弘田三枝子、「ピーナッツ」はザ・ピーナッツから取られている。桑田はこの曲では田原俊彦を意識した歌い方をしていた。桑田は著書でこの曲やパフォーマンスについて「とんねるずみたいなもの」、「あの曲は俺たちなりのパンクだったよね」と自己分析している。歌いだしの歌詞「抱きしめたい」は、歌詞カードには記載されていない。2番の「愛してるよ」というセリフおよびそれに続く「お前だけを」という歌詞の記載もない(2005年の再発盤では記載)。同曲で1982年12月31日の『第33回NHK紅白歌合戦』に2回目の出場。桑田が三波春夫を真似て登場し物議を醸した。しかしながら会場のウケは良く、得点集計コーナーで桑田と三波が並んだ際は客席から大爆笑が起こった。当の三波はこのパフォーマンスを寛大に受け止め、桑田の芸に対する真摯さと人柄を称えるコメントを後にしている。